| 仮想化でセキュリティ管理をもっと楽に[2010/3/8] |
| 【フォント:大 中 小】【印刷】 |
クラウドコンピューティングの核となる技術が仮想化だ。米国で開催されているRSA Conference 2010の展示会場では、既存のセキュリティ製品を仮想化環境の中に組み入れたり、あるいは仮想化環境のセキュリティを高めるための製品が紹介されていた。 VMwareは、同社のハイパーバイザ「VMware ESX 4.0」をインフラと位置付け、ウイルス対策ソフトウェアをはじめとするセキュリティ製品を動作させるというコンセプトを紹介した。すでに仮想アプライアンスの形で実現されていることだが、VMware vSphere 4で提供されているVMsafeではなく、新しいAPIを使うことで、いっそう高度な統合が可能になるという。VMwareはこの仕組みを、DLP(情報漏えい対策)をはじめ、ホストベースで動作するあらゆるセキュリティ製品に適用できると説明した。 これと呼応してトレンドマイクロは、企業サーバ向けセキュリティ製品「Trend Micro Deep Security」をVMware EXS上で動作させるデモンストレーションを行った。プライベートクラウドやクラウドを構成するサーバに対し、ディープパケットインスペクションやログ管理といったセキュリティ機能を提供する。2010年夏にリリース予定のバージョン7.5では、「VMware Seraph」と呼ばれる新しいAPIを介してVMware ESXと連携し、運用管理もVMware vCenterと統合できるという。 同社は「仮想環境で動かすことにより、メンテナンスの対象は1台で済むことになる。シグネチャなどを個別にアップデートする必要がなくなるため、運用管理が非常に楽になる」と説明した。今後、Webゲートウェイ製品も同様にVMware対応を進める計画という。 またクライアント環境についても仮想デスクトップ化を進め、「Trend Micro OfficeScan」(日本では「ウイルスバスター Corporate Edition」)をVDI(Virtual Desktop Infrastructure)化して提供すると説明している。 仮想環境に対するアクセス制御アプライアンスも IDS/IPS製品「Sourcefire 3D System」を提供しているSourcefireは、仮想環境への対応状況を紹介した。 |








